2024年7月19日(金)にフィリピンの東と南シナ海でたまごが2つ発生しました。
気象庁はそのなかの1つ「24時間以内に台風に発達する見込み」すると発表。
今後、沖縄に影響が出る恐れがあり、警戒を呼び掛けています。
本記事は、米軍JTWC情報やWindy進路予想を紹介しますね。
台風のたまごはあるの?
海面の条件が揃うと「台風のたまご」ができます。
たまごは、弱い低気圧ことを指します。
弱い低気圧域内で最大風速17m/s未満であれば「台風のたまご(熱帯低気圧)」になります。
さらに最大風速17m/s以上にあれば「台風」に変わります。
具体的には、熱帯地域の海水温が上昇することで水蒸気が発生し、徐々に雲が集約されて渦を巻き、低気圧になります。
台風の卵が生まれやすい時期は、6月~11月です。
また、台風のたまごが生まれる条件が以下のとおりです。
- 海面付近の水温が26~27℃以上
- 上空に冷たい空気がある
- 低い場所では水蒸気を多く含む空気
- 赤道直下ではなく、緯度(いど)5度から北極と南極側に位置する
4つの条件が揃うと「台風のたまご」になります。
ただし、熱帯低気圧になったたまごは、台風に発達することはありません。
発達せず自然に消滅する場合もあります。
台風のたまごが発達しても動きが予測ができないので、進路によって中国や日本列島に接近する可能性もあります。
台風のたまごの動きは、つね日頃から注意が必要です。
台風3号たまご2024発生!
日本時間2024年7月19日(金)にフィリピンの東と南シナ海で台風3号のたまごが発生しました。
発生したたまごは、熱帯低気圧に変わり、フィリピン沖を通過中です。
台風3号の進路は、台湾や先島諸島、中国に接近する可能性があります。
台風3号たまご2024米軍JTWC情報
米軍JTWCを見ると日本時間2024年7月19日(金)にフィリピンの東と南シナ海で、台風が2つたまごが発生しました。
そのなかの1つが台湾、先島諸島に接近中です。
台風3号2024Windyの進路予想
Windyでの情報では現在、台風3号たまごがフィリピンの東に発生しています。
7月20日(土)現時点では、最大風速が15㎧(中心付近)。
最大瞬間風速23㎧です。
台風3号は、7月22日(月)の午前6時には台湾、先島諸島に接近する予想です。
いずれにせよ、沖縄県に影響が大きくなるのではないでしょうか。
7月25日(木)には台湾、先島諸島を通り過ぎ中国に上陸します。
まとめ
都道府県では早くも梅雨明けをした場所もあり、気温が高い日が続いています。
さらに台風のたまごが熱帯低気圧に変わり7月22日(月)ごろには、フィリピン沖から台湾、
先島諸島へそして、中国に上陸します。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。