国道九四フェリーは、九州の佐賀関港と四国の三崎港を結ぶ最短ルートです。
3隻のフェリーが1日に16便運航されており、多くの乗客者に利用されています。
今回は、実体験を交えながら「国道九四フェリーでの車の持ち込み予約の有無の方法」についてまとめました。
ぜひ参考にしてください。
国道九四フェリーとは
国道九四フェリーは四国、愛媛県西宇和郡伊方町三崎港と九州大分県佐賀関港をつなぐ船です。
三崎港と佐賀関港を結ぶフェリーは、70分間の運航です。毎時運航しており、九州と四国を結ぶ最短ルートです。
一日に16便が運航されており、便数の多さがメリットです。
車で高速道路を運転すると身体が疲れたり、眠気に襲われたりしますが、フェリーでは船内で休むことができるので非常に便利です。
長崎県、鹿児島県、愛媛県、香川県、徳島県などに行くなら、70分間の船旅ができる国道九四フェリーがおすすめです。
船内には売店や自動販売機、カップラーメンの自動販売機も設置されています。
国道九四フェリーに車の持ち込み
三崎港または佐賀関港から、国道九四フェリーに車を持ち込むことができます。
以下の点にご注意ください。
- 出発時間の30分前までに、指定の自家用車専用レーンに並ぶ
- 乗船日の当日に予約便の変更はできない
- 自家用車を持ち込む予定の人は、事前にインターネットで予約する
- 事前に予約済みの人は、スムーズに手続きが進む
- 事前に予約せず乗船する場合、先着順の扱いになる
- 出発港で当日の予約手続きを行う
国道九四フェリーのインターネット予約
車を乗せることを予定を立てている方は、国道九四フェリー公式サイトでインターネット予約を済まておきましょう。
6つのスッテプを順に紹介しますね。
選択後、「ご予約空席照会」をタップしてください
予約された「発着時間」と「船名」「車両や二輪」を確認する
確認後、発着時間と船名、車両や二輪を書かれたところをタップ
もう一度、出発日と出発港、発着時刻、船名を確認してください
ここで「会員登録せずに予約する」
または、「予約と会員登録する」のどちらかに選択する
すでに会員登録済をされている方は、「すでに会員登録済の方の予約」に必要事項を入力し、ログインする
スムーズに手続きが進めることができます。
予約内容の確認・変更をタップすると「会員ログイン」の方は必要事項を入力し「ログイン」します。
「会員登録なしで予約した方」は、必要事項を入力し「検索する」をタップします。
登録されたメールアドレスに国道九四フェリーからメールが届きます。
インタネット予約が完了となります。
予約で事前決算のメリット
上記の画像をご覧いただくとおり、インターネット予約にはメリットがあります。
- インターネット予約で3%の割引が適用される
- 事前決済を済ませた場合、さらに3%の割引が加わり、合計で6%の割引になる
- 往復購入をされた人には追加で4%の割引が適用され、合計で10%の割引になる
管理者は、クレジットカードでの事前決済で予約も済ませています。
以下の値段になりました。
- 4m未満の軽自動車
- 大人2人分の往復乗車券(10%引き)
- 大人2名:8,630円
- 航送:7,500円
- 旅客:1,120円
- うち調整金440円
4m未満の軽自動車でも車体の長さで料金が変わることに驚きました。
一方、普通車になると、車体の長さで料金が変わってきます。
すでに事前決済を済ませている人は、乗車券のりばで「らくらくチェックイン端末機」を使って乗車券を受け取れます。
※詳しい内容については「ご利用ガイド」をご覧ください。
国道九四フェリーの駐車場で乗車券のチェック
出発の30分前に職員がカーフェリー乗車券のチェックを行います。
出港時間の1時間前または30分前には、出発港の駐車場で1番レーンから順に自家用車専用レーンに並んでください。
例えば、午前7:30分に三崎発のフェリーに乗船する場合。
午前7:00分になると、職員が1番レーンに並んでいる車から順に乗車券のチェックを行います。
職員は、カーフェリー乗車券に記載しているQRコードと名前の確認を行います。
車を船内へ移動
乗車券を提示したあと、午前7:15分から順に車を船内へ移動を始めます。
乗船するフェリーの近くまで行くと船内で待機している誘導員の指示に従い、奥から順に車を停めていきます。
客室へ移動
車を停めると車内から出て、左右に分かれている「乗客入口」へ向かい、階段を上がります。
階段を上がった突き当りに自動ドアがあり、客室へ入ります。
70分間、目的地の港に到着するまで、ゆっくりと船内で休めることができます。
国道九四フェリーの当日予約なしでも乗船できる?
国道九四フェリーの当日予約なしでも乗船が可能です。
ただし、乗船するには出発港する乗車券うりば(建物内)で、カーフェリー乗車券を購入が必要になります。
以下の点にご注意くださいね。
- 乗車券売り場:車検証を持ち、機械の前で予約申込情報を確認します。
- 車種:車の長さで料金が変わってきますので確認の上、ご購入くださいね。
- 支払い方法の選択:ご利用区分(片道・往復)を選択し、お支払します。
支払後、「カーフェリー乗車券(自動車航送)」の用紙を受け取ります。
カーフェリー乗車券(自動車航送)は、紛失しないように気をつけてくださいね。
この用紙を無くすと再度購入しなければなりません。
ところで繁忙期やゴールデンウイーク、お盆、年末年始などは混雑する予想されます。
予約なしでのご乗船をご希望の場合、早めに出発港に到着し、決算を済ませておくことをおすすめします。
国道九四フェリー車を何台積める
国道九四フェリーの船舶により積載せ台数は異なります。
以下のとおりになります。
- 涼かぜ:自家用車換算で57台
- 遊なぎ:自家用車換算で51台
- 速なみ:自家用車換算で48台
になります。
ただし、上記の数値は自家用車を基準にしたものです。
トラックやバスなど車種によって積載台数が割る可能性があります。
また、事前予約による積載台数の制限もあるそうです。
こうした状況から予約については、国道九四フェリーの公式サイトの「お問い合わせ」。
または、「ご予約内容の確認・変更」にて確認をおすすめします。
国道九四フェリーは混んでる?
国道九四フェリーは、出発港によって通常ダイヤの時間が異なりますが、
午前7:00(佐賀関発→三崎着)から深夜23:30(三崎発→佐賀関着)まで約70分ごとに運航しています。
平日は乗船率が低く、船を貸し切っている感じを味わうこともあります。
しかし、土日祝日や大型連休、お盆、年末年始を除けば、公式サイトでの事前予約なしでも乗船は可能です。
月によっては「臨時便」も運航しています。
心配な方は、公式サイトから事前予約するか。
早めに出発港に到着し、当日カーフェリー乗車券を購入することをおすすめします。
まとめ
本記事は国道九四フェリーに車の持ち込みやカーフェリー乗車券のインターネット予約。
当日の予約の方法を紹介しました。
最後まで本記事を読んでいただきありがとうございました。