「モモコグミカンパニー」という、どこかユーモラスで気になる名前。
かつて“楽器を持たないパンクバンド”として話題を呼んだBiSH(ビッシュ)のメンバーのひとりとして活躍していた彼女は、2023年のグループ解散後も、その独自の表現力で注目を集め続けています。
本記事では、モモコグミカンパニーさんの現在の活動内容や名前の由来。
そしてBiSH時代から変わらない「言葉へのこだわり」に迫っていきます。
モモコグミカンパニーとは?簡単プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | モモコグミカンパニー(芸名) |
生年月日 | 1994年9月4日(29歳/2025年7月時点) |
出身地 | 東京都 |
所属 | 元BiSH(2015年〜2023年6月) |
特技 | 作詞・執筆・朗読・読書 |
活動分野 | エッセイ執筆、メディア出演、朗読会など |
BiSHでは作詞も担当し、文学的なセンスと感受性の高さで“言葉の人”としてファンから親しまれていました。
BiSH時代のモモコグミカンパニー
モモコグミカンパニーさんは、BiSH結成当初からのオリジナルメンバー。
彼女の魅力は、ただ歌ったり踊ったりするだけではありませんでした。
メンバー内で最も“文学的”と評され、繊細な言葉選びと心情描写の深さが際立っていたのです。
実際、BiSHの楽曲では彼女が手がけた歌詞も多く、「透明感のある詩世界」「悲しみと優しさが同居する言葉選び」に多くのファンが共感しました。
また、ライブ中でも時折見せる静かな眼差しや淡々とした語り口が印象的で、他のメンバーとはまた違った存在感を放っていました。
「モモコグミカンパニー」名前の由来とは?
初めて名前を聞いた人は、思わず「どういう意味?」と感じるであろうモモコグミカンパニーという名前。
実はこれ、本人が「自分が社長の会社を作ったような気分で付けた」と明かしています。
「カンパニーってつけることで、自分自身をちょっとだけ“自由に表現できる場”にしたかった」
(本人コメント/過去インタビューより)
この名前には、型にはまらず、自由に表現していく決意が込められていたのです。
“モモコ”という響きも、どこか少女のような純粋さを感じさせますね。
また、実際には本名非公開ですが、芸名である「モモコグミカンパニー」はBiSH時代から一貫して使用され、キャラクターやイメージとしっかりリンクした“ブランド名”のような存在になっています。
BiSH解散後、彼女は今どうしてる?
2023年6月29日、東京ドーム公演をもってBiSHは解散。
その後、モモコグミカンパニーさんは作家・表現者としての活動を本格化させています。
書籍・エッセイ活動
代表的な著作は以下の通り:
- 『きみが夢にでてきたよ』(2020年/文藝春秋)
- 『解散ノート』(2023年/文藝春秋)…BiSHの活動や葛藤を綴ったエッセイ
- 『きみだからさびしい』(2024年)…等身大の思いを言葉にした最新作
彼女の文章は、「余白があるのに伝わる」「静かで熱い」といった読者の感想が多く、Z世代の女性読者を中心に共感を呼んでいます。
朗読・ラジオ・イベント出演
最近では、朗読会やイベント登壇、ラジオゲスト出演などでも活動の幅を広げています。
喋り方や声のトーンも落ち着いており、「聴くモモコグミカンパニー」に癒されるという声も多数。
SNSやメディア露出は控えめに?
BiSH時代とは違い、SNSやYouTubeなどの過度な発信は控えめ。
Twitter(X)やInstagramも必要最小限で、表現の場は紙媒体やリアルイベント、朗読などの“体温がある”ものに移行しています。
「静かに、でも確かに伝える」という彼女らしいスタイルが、ファンの間で静かに支持を集めている理由のひとつです。
まとめ|名前も生き方も、“自由”であり続けるモモコグミカンパニー
モモコグミカンパニーという名前は、ただのユニークな芸名ではありません。
それは、「自分自身を自由に表現したい」という決意そのものであり、グループ活動を終えた今も、彼女が大切にしているスタンスなのです。
これから先、彼女がどんな物語を紡いでいくのか──
派手さではなく、深さと余白で勝負する表現者としての姿に、多くの人が共鳴し続けるはずです。
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