2024年7月26日(金)から8月11日までパリでオリンピックが開催さることになりました。
現在、パリオリンピックでは『ブレイキン』が競技種目に注目が集まっています。
ブレイキンのルールはどのようになるのか気になるところですよね。
今回は「パリオリンピックのブレイキンのルールは?種目や競技に選ばれた理由は」をまとめました。
パリオリンピックのブレイキンのルールは?
パリオリンピックのブレイキン(ブレイクダンス)のルールは
- 技術性
- 多様性
- 完成度
- 独創的
- 音楽
の5つの基準に基づいて採点します。
音楽はDJに選曲しますが、選手たちは事前にどんな音楽が流れるのが全く知らされていません。
選曲された音楽で1対1で同じ曲で交互に踊り。
そして、「Bガール」と「Bボーイ」、男女合わせて16人ずづがそれぞれダンスで1対1で競い争うスポーツです。
選手が踊っているあいだ、審査中に各審査員(ジャッジ)5名がタブレットを使用して、
「技術性」「多様性」「完成度」「独創的」「音楽」の5つの基準と要素の得点を評価していきます。
パリオリンピックのブレイキンのルールを知っているだけでも、見る目が変わってきますよ。
テレビにくぎづけになりそうですね。
パリオリンピックのブレイキンの種目は?
ブレイキンの種目は、ダンススポーツの一種です。
日本では「ブレイクダンス」と言われることもあります。
パリオリンピックのブレイキンの種目は、2024年に開催されるパリ五輪オリンピックで正式種目になりました。
世界でもストリートスポーツとして認知度も年々向上し、日本の若者にも壮大な人気ブレイクダンスです。
すでに世界でも通用するレベルの選手が日本に存在しています。
ブレイキンの要素は
ブレイキンの要素は8つありますが、その中の4つ紹介します。
- トップロック
- フットワーク
- パワームーブ
- フリーズ
一つずつ見ていきましょう。
トップロックは、立った状態で踊るダンスです。
手と腕を組合わせながらさまざまな、立った状態でスッテプを繰り出し、立ちながら音楽に合わせます。
リズミカルにアピールしていきます。
フットワークは、フロアで両手で支えながら両脚を使って、種類が多く、さまざまな脚さばきを指します。
ブレイキンのなかでも最もダイナミックな基本要素です。
しかしブレイキンのすべては「パワームーブ」に可能性があるのですが。
基本的に両手や肘(ひじ)、頭、背中、肩を使い連続で身体を回転するパワームーブを指します。
フリーズは、体の動きを数秒間止めることを指します。
たいていは、音楽にあわせて身体や動きを一時的に動きを止め流れることを「フリーズ」というそうです。
フルーズの動きには、バランスや柔軟性、力が必要になります。
さらに身体を止まる際に形や止まり方で個性が表われるところになります。
フリーズもさまざまな種類があります。
日本にブレイキン(ブレイクダンス)が広まったきっかけ
日本に広まったきっかけは、1983年に映画「ワイルド・スタイル」のために、
『ロッ・クステディ・クルー』が日本来日された際に「ブレイクダンス」を紹介。
紹介されたことで、徐々に日本全国に広まり、現在は若い世代にも知られるようになりました。
オリンピックでは、新種目のブレイキン(ブレイクダンス)に熱いバトルに注目が集まりそうですね。
パリオリンピックでブレイキンを競技に選ばれた理由は
パリオリンピックでブレイキンを競技に選ばれた理由は、若い世代にもオリンピックに関心を持ってもらうと競技種目に選ばれました。
加えて、若い世代は年々とオリンピックへの関心が薄くなっているためです。
2028年ロスオリンピックで外れる4種目
残念ながら、2028年のロサンゼルスオリンピックに外れる競技種目は以下の4つです。
- ブレイキン
- 空手
- モータースポーツ
- キックボクシング
こうした背景から2024年パリオリンピックで、ブレイキン(ブレイクダンス)を見られるのは今回かもしれません。
2028年のロスオリンピックで外れても8年後のオリンピックでは、競技種目として戻ってくるのではないでしょうか。
パリオリンピックのブレイキン男子で予選勝ちした人は誰?
ブレイキン男子で優勝者は、ダンサーネーム「ISSIN(いっしん)」菱川一心(ひしかわ いっしん)選手、19歳。
彼はパリ五輪オリンピックを目指し、予選シリーズに出場され初優勝を飾りました。
- 名前:菱川一心(ひしかわ いっしん)
- 生年月日:2005年5月1日
- 身長:不明
- 出身:岡山県
- 最終学歴:岡山市立岡山後楽館高校
- 特技:ダンス
彼は初優勝をしたときのコメントがこちら。
初優勝したISSINは「単純にうれしいし、ほっとしている。決勝は正直、技が尽きてきていたが、それでも自分を信じて楽しむことができた。オリンピックまで突っ走って、世界の舞台で自分のダンスをぶちかまして見てる人の記憶に残りたい」と話していました。
準決勝で出した足を持ちながら回転するオリジナルの新しい技については「『足持ち肩キャッチ』と名付けた技で、大会に向け2か月ぐらい練習してきた。最初は怖くてできなかったが、自分が大事にしてきた基礎的な練習が生きた技だと思うので、そこが評価されてうれしい。これからもダンスまみれの生活を送って、誰もできない技を作りまくりたい」と話していました。
引用:NHK
そのほかの男子は、石川出身のダンサーネーム「Hiro10」の19歳。
大能寛飛(おおの ひろと)選手が3位に入りしています。
そして、ダンサーネーム「Shigekix」のこと半井重幸(なからし しげゆき)選手です。
一方、女子は「ブレイキン女子で優勝者は誰?」に紹介しています。
男子日本代表は、菱川一心選手、大能寛飛選手、半井重幸選手になりました。
パリオリンピックのブレイキン女子で予選勝ちした人は誰?
ブレイキン女子で優勝者は、ダンサーネーム「AYUMI(あゆみ)」福島あゆみ選手が、
パリ五輪予選に出場し見事、優勝しました。
- 名前:福島あゆみ(ふくしまあゆみ)
- 生年月日:1983年6月22日
- 身長:154cm
- 出身:京都府京都市
- 最終学歴:平安女学院高校
- 職業:ブレイキンダンサー、幼稚園、保育園で英語やダンスを教えている
- 特技:ダンス
彼女が優勝をしたときのコメントがこちら。
優勝したAYUMIは「最後まで踊りきれたことが、自分でもびっくりだった。この大会に向けた気持ちは大きかったが、いつも一つ一つという気持ちでやってる」と笑顔で話しました。
引用:NHK
予選シリーズの第2戦に向けては「今からはちょっと思いっきり休んで、ケガした所があるので、しっかり治したい。きょうダメだった部分は自分でもわかってるので、そこをしっかり調整できたら、あとはもう自分のスタイルを出し切るだけだと思っている」と自信を示しました。
福島あゆみ選手以外にもAMI(あみ)、湯浅亜美選手。
沖縄県県立読谷高校に通う津波古梨心選手、ダンサーネームは「Riko(りこ)」です。
女子日本代表は、福島あゆみ選手、湯浅亜美選手、津波古梨心選手になりました。
日本からは男性3人、女子3人がパリ五輪オリンピックに出場します。